審判シンパン事例ジレイシュウ 【打撃ダゲキ      
審判シンパン事例ジレイシュウ
@  一塁走者が盗塁を試みたとき、打者がスイングしたが、バットが手から滑り離れフィールド内を転がった。投球はバットに当たらなかったが、守備側より守備妨害ではないかとのアピールがあったので認めた。
処置ショチ 打者が投球を打とうとしていたと審判員が判断すれば、ボールインプレイ。打者が投球を打とうとして結果的にバットが手から滑り、すっぽ抜けたとしても守備妨害は適用されない。
打者が意図的に捕手の守備を妨害しようとバットを投げ出したと判断した場合は、守備妨害が適用される。
A 一死走者無し、打者が三振した際捕手が後逸したボールが競技場外へ出たが、審判員は気が付かなかった。場外に出たときに、打者は一塁に進むことなく自チームベンチに戻ろうとしていたが、デッドラインは越えていなかった。
処置ショチ 球審は「ボールデッド、1ベース」とコールし、打者走者のその後の成り行きを見極めた。打者走者はベンチへ入る手前で一塁へと進塁したので、一死走者一塁で試合を再開した。
★ 8-4項3を参照
補逸した球が競技場外に出たタイミングでボールデッド。
この時点で打者走者はフィールド内に留まっており、進塁放棄とみなさない。
B 一死走者二塁、カウント2ボール1ストライクの場面で、3番打者が一塁側デッドライン間際のファウルゾーンへ飛球を打った。一塁手はその打球をグラブに当てたが、捕球できずデッドラインを越えてまった。
処置ショチ ファールボールで走者を投球時に占めていた二塁へ戻し、一死走者二塁、カウント2ボール2ストライクで3番打者で再開。
★ 1-29項を参照
ファールゾーン(地域)で守備者が触れてた後、完全捕球出来なかった場合は、その後ボールがボールデッドライン外に出てもファールである。