審判シンパン事例ジレイシュウ 【その      
審判シンパン事例ジレイシュウ
@ 3回裏の攻撃中、一旦退いていたスターティングプレイヤーの選手Aが再出場し、長打を打ち2塁へ滑り込んだ際に出血をした。
攻撃側の監督は、代替プレイヤーとして、控えでベンチにいた選手Bを出した。
5回裏選手Aが治療を終えてBに代わり再出場しプレーに戻った。
処置ショチ 出血に伴う代替プレイヤーは臨時の交代が発生したイニングの次のイニング終了時まで認められる。
その為、代替プレイヤーの交代は4回裏までとなる。従い当該選手は
再出場違反
A タイブレークに入った際に攻撃側の監督からNo51の選手の代打を告げられ、打席に入った選手は凡打となりチェンジとなった。その代打がそのまま守備に着くと告げられた時初めて球審は打順表を確認し、その選手がメンバー表に記載されてない事が判った。代打を告げられた際、副審と記録は記載されてない事に気が付いていたが、アピールの対象と思いその代打の打撃を認めていた。
その後代打に出た選手は守備にも就いて、相手チームからアピールも抗議もないまま試合終了となった。
処置ショチ 試合に出場資格のない選手が試合に関わった時点で、球審が必要な協議の上、没収試合を宣言する。
★ 1-35項及び5-4項6(7)を参照
失格選手が試合に出場し、次の投球動作に入ったときに没収試合の対象となる。
★ 5-3項6(注)を参照
没収試合の決定は、大会競技委員長・審判長・および当該審判員が協議して、球審が宣告する。得点は7-0となる。